卒業検定のポイント
さて路上教習の見極めで、卒業検定を受けてもよいと判定されたら、いよいよ卒業検定を受けることになります。
この卒業検定に合格したら、いよいよ卒業証明書をもらって、運転免許試験場で学科試験に合格すれば、晴れて運転免許の交付。
もうどこにでも一人で車を運転していけるのです。
車のある生活とない生活では生活圏がすっかり変わってしまいます。
あなたも車と過ごす楽しい時間を持ちましょう。
さて、卒業検定は、路上コースと場内コースで行われます。
所要時間は両方で約30分程度。
30分も検定を受けているの、と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、運転に集中して課題をクリアしていれば、30分くらいはすぐに過ぎてしまいます。
ですから恐れることなく運転に集中してください。
路上コースは2500メートル程度の一般課題と2000メートル程度の特別課題で構成されています。
一般課題では、検定員が走行順路を丁寧に指示してくれますから、特に緊張する必要はありません。
日頃の練習の時と同じように落ち着いて運転するだけです。
特別課題の走行順路は、スタート地点からゴール地点まで自主経路を設定することになります。
また場内コースでは、「方向転換」、あるいは「縦列駐車」のどちらかを必ずいれなければなりません。
もしも特別課題の試験中に経路が分からなくなっても、特に心配はいりません。
再度、経路設計をして、試験を継続することが可能です。
卒業検定では交通の流れに乗ることが重要です。
そのためには視野を広く持つ訓練が欠かせません。
車を運転する時には、教官から遠くを見るようなつもりで運転するように再三言われたはずです。
卒業検定でもそのことを実行しましょう。
また自転車や歩行者といった交通弱者に対して保護する気配りを忘れないようにしましょう。
卒業検定でも助手席に検定員が、後部座席には、次の受験者が乗ります。
気にせず、自分の運転に集中しましょう。
そして卒業検定に合格して卒業証明書をもらいましょう。
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