仮免許に際して
自動車学校で、普通車の免許をとるための勉強をする場合、第一段階が終わると、技能の修了検定をけることになります。
技能の修了検定を受ける段階になっても、学科の第一段階が終わっていなければ、学科の第一段階が終わるまで技能の修了検定を受けることができません。
技能研修はあまり間を空けないほうが上達も早いという方が多いようです。
ですから修了検定の前に、学科教習で時間が長く空いてしまうと、修了検定のときに車の運転の感覚を思い出せなくなるような事態が起こらないとも限りません。
このようなことが起こらないように必ず学科教習と技能教習のスケジュールはあわせるようにしておきましょう。
技能の修了検定を受けて合格すると、学科試験を受け、学科も合格すると仮免許の交付を受けることができるのです。
ただし、免許を取る車種によっては、修了検定と学科試験の必要がないものもあります。
ところで一般に仮免許とか仮免とか呼ばれていますが、実際の名称は仮運転免許といいます。
第一種免許を取得しようとする人が、普通自動車や大型自動車の運転練習をするとき、あるいは運転免許試験場で技能試験を受験するときに必要な免許をいいます。
この仮免許を持つと、制限付きながら、公道を運転することができます。
まだ仮免許を取得していない方が運転できるのは自分の土地のなかなど限られた場所だけです。
自動車学校内の道路は公道ではないので自分で車を運転することができるのです。
仮運転免許を取得した方は、運転を練習するときには、第一種免許を取得後、3年以上経過した方か、または第二種免許を持つものを乗せ、その指導を受けながら運転しなければなりません。
また運転練習をするときには、車の前部と後部の定められた場所に仮運転免許標識をつける義務があります。
自動車教習所の車が路上教習しているところを見ると、車に仮免許のプレートが付いています。
それと同じです。
仮免許がなければ路上教習を受けることができません。
路上教習を受けられなければ免許をとることはできません。まず目標は仮運転免許を取得することなのです。
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